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<戦闘宇宙船のススメ>

基礎知識編では宇宙船を運用するに当たって知っておきたいことを記述し、
KillMission編では『敵のNPC艦隊を倒すこと』を目的とした艦構成について記述します。
最終的にはLv1KillMissionのワールドコロイドをクリアすることを基本に考えます。
また、PvP編ではPvPにおいて使用する装置の考察をします。

基礎知識編 ⇒KillMisson編 ⇒PvP編


<基礎知識編>まずは基礎知識をつけましょう。全てはここからです。
EVEの宇宙船について知る ⇒Skillについて知る
【EVEの宇宙船について知る】

 まず、EVEの戦闘用宇宙船について知りましょう。
戦闘用宇宙船の種類は沢山ありますが、宇宙船によって大きく変わるものを下記します。


<艦のクラスが上がることのメリット>

クラスが大きくなるにつれて [シールド値・回復率] [アーマー値] [電力値]が上がり、
全体的に最大値が大きく、電力に余裕が出て装置を使いやすくなっていきます。

また、[High Slot] [Med Slot] [Low Slot]、[CPU最大値] [Powergrid最大値]が全体的に上がり、
装置を装備出来る数が増え、必要CPU&PGの高い装置を装備しやすくなります。



<艦のクラスが上がることのデメリット>


クラスが大きくなるにつれて [ロックオン速度] [艦速度] が遅くなり、
小さい敵艦をロックオンするまでの時間が延び、移動速度、ワープまでの待ち時間が長くなります。

また、[大きさ]が上がることによって敵艦のロックオン速度が上がり、面積が上がることで、
敵の攻撃が当たりやすくなってしまいます



<国籍によって変わる大きなボーナスの傾向>


船にはそれぞれボーナスという要素がつき、
そのボーナスの内容によって船の適したセッティング、任務が変化します。
国籍によってボーナスの傾向が変わります。その傾向を下記します。
Caldari ミサイル、ハイブリッドタレット、
シールド防御、電子戦闘(ECMなど)
Amarr レーザータレット、電力、アーマー防御
Gallente ハイブリッドタレット、ドローン
アーマー防御
Minmatar プロジェクタイルタレット、シールド防御
以上が大きく設定された各国国籍によって設定されたボーナスの傾向です。

例としてCaldari製FG.Merlin級を出してみます。
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Special Ability:5% bonus to shileld resistances and
         10% bonus to Small Hybrid Turret optimal range per skill level.
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このボーナスから、シールドレジスト防御と小経口Hybridタレットの射程がボーナスだと判断することができます。
つまり、MerlinはSmall Hybrid Turretの扱いに長け、シールドレジスト防御能力が高く硬い船である、
ということがわかります。

【Skillについて知る

 EVEにはベースLvといった、RPGではよくある「キャラクターの総合的な強さ」、というものが存在しません。
このゲームで艦をサポートする大きな要素は、Skillと呼ばれるキャラクターの技術レベルです。
 船に搭乗する為のSkillから、戦闘・電力・操船を補助するSkillなど、幅広い分野をカバーします。
Skillを上げる方法はたった一つ。
上げたいSkillを決めてセットし、規定時間まで待つ。これだけです。
戦闘や他の行為をすることで習得時間を縮めることは出来ませんが、
キャラクターのステータスを上げることによって、Skill習得の規定時間事態を縮めることは可能です。
以下にSkillのリンクを張っておきます。
<Skill>
Corporation Manegement 会社運営
Drones ドローン
Electronics 電子機器
Engineering 電力
Gunnery 火器管制
Industry 生産
Leadership 艦隊
Learnig 学習
Mechanic 製造・艦性能
Missile Launcher Operation ミサイル
Navigation 艦操縦
Science 科学
Social 社交
Spaceship Command 乗船
Trade トレード
例えを出せば、電力の回復速度が遅くてShield Boosterの起動可能時間が短すぎる。
では、電力回復速度向上SkillであるEnergy Systems Operationをあげるか、
電力最大値向上SkillのEnergy Managementを上げて、電力を補強することで、
Shield Boosterの起動時間を延ばす、などの要素を作ることができます。

<Kill Mission編> KillMissionにおいて大切なことを記述します。
武器の種類 ⇒レジスト? ⇒実際に組んだ艦から考えてみる
【武器の種類】

武器の種類について考察してみます。
まず、Turret Hardpointsを一つ消費する、Turretについて考えてみます。

武器種類名 消費電力 詳細
Hybrid Turrets Hybrid弾を発射します。
近距離用のBlastersと遠距離用のRailgunsがあります。
属性ダメージはKinとTherで固定され、
弾によって射程が変わり、射程が近いほど威力が上がります。
Laser Turrets Frequency Crystalsを装着し、レーザーを照射します。
近距離用のPulse Lasersと遠距離用のBeam Lasersがあります。
属性ダメージはEM・熱で固定され、
F.Cによって射程が変わり、射程が近いほど威力が上がります。
また、レンズ交換の時間が短いのが特徴でもあります。
Projectile Turrets 無し Projectile弾を発射します。
近距離用のAutocannons、遠距離用のArtilleryCannonsがあります。
属性ダメージは4種類全属性をカバーしています。
また、発射間隔が遅い欠点もあります。

次にMissileを発射するLauncher Hardpointsを一つ消費するLauncherについて考えてみます。

武器種類名 詳細
Missile Launcher Missile弾を発射します。
消費電力は無く、ランチャー本体に射程は存在しません。
射程はMissileの[速度*飛行時間=射程]という式で求められ、
属性ダメージは4種類全属性をカバーしています。
また、命中率は100%であり、
当たれば確実にダメージを与えることができます。
射程はSkillを育てればEVE内において最長、
ダメージ量も高く設定されていますが、
発射間隔(Rof)が長いというデメリットがあります。
Skillを育てればRofはある程度改善することはできます。
【レジスト?】

 まず、レジストって何?という所から考えてみましょう。
レジスト、というものは簡単に言うと属性の意味で、属性防御の意味で使われることが多いです。
受けるダメージを%でカットすることができ、強化装置をつけるだけで、大幅にダメージをカットできます。
また、受けるダメージはシールド⇒装甲⇒船体の順で、それぞれの数値が少なくなれば、
次の場所にも被弾する、というシステムになっています。

例)敵のMissile攻撃、Kinダメージが100だった場合で、シールドのKin防御が40%の時
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 [受けるダメージ]-[受けるダメージ×0.4(防御力40%)]=60ダメージ
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という式になります。

この防御力を上げる方法ですが、大きく二つあります。
まず、シールドの場合はShield Resistance Amplifiers、装甲艦はResistance Platingを使う方法が一つ。
これは電力を消費せずにレジストを上げることができます。
例を挙げれば、

例)敵攻撃Kin100ダメージ、シールド40%、S.R.A32.5%
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 40* + ( [100%-40%] ) ×0.375=59.5%
 [100]×[1-0.595]=40.5ダメージ
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という式になります。

もう一つの方法、ShieldかArmor Hardnersを使う方法です。
こちらは電力を消費しますが、防御力が高めに設定されています。

例)敵攻撃Kin100ダメージ、シールド40%、S.H50%
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 40% + ( [100%-40%] ) ×0.5=65%
 [100]×[1-0.65]=35ダメージ
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という式になります。

また、重ねて装備することで効果を伸ばすことも可能です。
【実際に組んだ艦から考えてみる】

例)Caldari製FG、Merlinの装備構成
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Hi:75mm PrototypeTGauss Gun*2機,'Arbalest'Standard Missile Launcher*2機
Med:Small Shield BoosterU,1MN AfterburnerU1,対応属性Shield Resistance Amplifiers*2機
Low:Power Diagnostic SystemT,Capacitor Power RelayT
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<構成内容>
Hiに連射・命中率を兼ね備えた75mmタレットを二つ、Standard Missileを二つ完備。
Medでシールド回復、速度上昇を狙いつつ、属性防御装置*2つで硬さを保持。
LowのPDSで全体の性能を底上げしつつ、CPRで電力回復速度を向上させています。

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